例年7月の後半にあける梅雨が、7月に入る前にあけてしまうという異例な状況で7月を迎えました。皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。
本来6月から7月は雨の多い梅雨の季節です。時に大雨が降り、時に静かな恵みの雨が大地を潤します。雨は私たちにとって時に煩わしくまた恐ろしく感じることもありますが、実は神さまのご計画の中ではとても大切なことなのです。
教会では、ちょうど「ノアの箱舟(創世記7章)」の出来事をお話しています。
一世帯(親子ともども4世帯)の家族と一部のつがいの動物たちを除いて、神さまは暴虐に満ちたこの世界を滅ぼす決断をしたのです。その時人類の中で選ばれたのがノアとその妻、そして3人の子供夫婦でした。ノアは、神の言葉に忠実に従い、箱舟を完成させました。一方でその様子を見ていた人々はノアの忠実な姿を嘲笑いました。しかしやがて大雨が降り始め、四十日四十夜、地は水で満たされました。神さまの裁きは、大洪水となって起こされたのです。
ノアを嘲笑した人々は滅びました。その一方でノアとその家族、選ばれたつがいの動物たちは箱舟の中で守られました。激しい雨の中、大洪水の中で、神さまが約束された救いは確かだったのです。その出来事はこの世の裁きである同時に、神さまが新しい世界を用意されるための始まりでもありました。
この時期、私たちの生活にも「雨」と呼ばれる困難や心の曇り空が訪れることがあります。しかし、その「雨」も、神さまが私たちを新しい祝福へと導くための準備かもしれません。ノアが神さまのことばを信じて歩んだように、私たちも主を信じ、心静かに主の導きを待ち望みたいものです。
雨の後には、必ず虹がかかります。神さまはノアに「私は再び大洪水で地を滅ぼすことはない」と約束してくださいました。そしてそのしるしとして虹を与えてくださいました(創世記9:13)。今も、私たちの人生に神さまの約束はいきているのです。
今月の聖句 【創世記7章5節】(口語訳)
「ノアはすべて主が命じられたとおりにした。」 |
体調を崩しやすい季節ですので、どうぞご自愛ください。
7月13日(日)「青年会主催堺キリスト教会との合同賛美集会」(14時から16時30分)を行います。
皆様の日々の祝福を心からお祈りさせていただきます。また、教会の礼拝にもお出かけ下さい。お待ち申し上げております。
< 集 会 案 内 >
【教会学校】 朝 9時40分~10時10分 (幼稚科~中高生科)
【一般礼拝】 朝 10時30分~12時00分 (お気軽にお越しください。)
( ろう者の皆様には、手話の通訳が行われています。)
【祈祷会】 ( 毎週水曜日)夜 7時30分~8時30分
(諸行事により在宅祈祷になる場合があります。)